理学部生、遺伝カウンセラーになる

"遺伝"と触れ合いながら生きていく、試行錯誤の記録。twitter @sakie_irayで最新情報を発信中。

論文セミナーをしたい

毎日忙しくすぎていく現場で、

「論文読めてない…」と思いながら早数年。

 

仕方ないのでセミナーで知識のアップデートはする。

でも自分の頭で考えていない。

他人の意見を頭に書き写すだけ。

 

元・理学部生としてはあるまじき姿ですね。

「自分の頭で考えて、自分で試したこと以外は信じない」

(以前の研究室のボスの言葉)

こういう姿勢を忘れないようにしたいものです。

 

理学部の研究室にいた頃は論文セミナーが週1回ありました。

 

 

論文セミナーでは、数人が順番に持ち回りで論文を紹介していきます。

発表者は論文を読む力、まとめる力、発表する力がつきます。

参加者は事前に論文を読み質問を考えておくことで、

自分の興味と違う分野であっても知識がつきます。

当日はさまざまな議論が生まれ、

回を重ねるごとに論文の批判的吟味の能力がついていきます。

 

しかし、遺伝カウンセラーは1人職場のことが多いです。

そのため、遺伝カウンセリングの論文セミナーをしたくても機会がありません。

 

この現状を何とかできないかなと考えています。

 

とりあえず1人でも、

  • 自分の疑問の解決に近く論文を探す
  • 論文の内容を把握する
  • 論文の内容を文章で分かりやすくまとめる

という作業を進めていきたいです。

 

このブログでもその記録を残していけたらと思います。

 

 

ただ、医療系の論文はweb上で紹介する時は注意が必要と聞きました。

この辺りのお作法を他のブログで勉強します。

今月中は1報できたらいいな。

 

そしていつか、1人職場の遺伝カウンセラーどうしで、

web上の論文セミナーを開催できたらいいな。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

井令 咲絵(いれさき)