論文セミナーをしたい
毎日忙しくすぎていく現場で、
「論文読めてない…」と思いながら早数年。
仕方ないのでセミナーで知識のアップデートはする。
でも自分の頭で考えていない。
他人の意見を頭に書き写すだけ。
元・理学部生としてはあるまじき姿ですね。
「自分の頭で考えて、自分で試したこと以外は信じない」
(以前の研究室のボスの言葉)
こういう姿勢を忘れないようにしたいものです。
理学部の研究室にいた頃は論文セミナーが週1回ありました。
論文セミナーでは、数人が順番に持ち回りで論文を紹介していきます。
発表者は論文を読む力、まとめる力、発表する力がつきます。
参加者は事前に論文を読み質問を考えておくことで、
自分の興味と違う分野であっても知識がつきます。
当日はさまざまな議論が生まれ、
回を重ねるごとに論文の批判的吟味の能力がついていきます。
しかし、遺伝カウンセラーは1人職場のことが多いです。
そのため、遺伝カウンセリングの論文セミナーをしたくても機会がありません。
この現状を何とかできないかなと考えています。
とりあえず1人でも、
- 自分の疑問の解決に近く論文を探す
- 論文の内容を把握する
- 論文の内容を文章で分かりやすくまとめる
という作業を進めていきたいです。
このブログでもその記録を残していけたらと思います。
ただ、医療系の論文はweb上で紹介する時は注意が必要と聞きました。
この辺りのお作法を他のブログで勉強します。
今月中は1報できたらいいな。
そしていつか、1人職場の遺伝カウンセラーどうしで、
web上の論文セミナーを開催できたらいいな。
今日も読んでいただきありがとうございました。
井令 咲絵(いれさき)