理学部生、遺伝カウンセラーになる

"遺伝"と触れ合いながら生きていく、試行錯誤の記録。twitter @sakie_irayで最新情報を発信中。

バリアントレポート?

遺伝性腫瘍学会のウェブサイトに「バリアントレポート」なるものが!

Σ(・ω・ノ)ノ!

http://jsht.umin.jp/project/bulletin/index.html#submission

 

 

JOHBOCのデータ登録との棲み分けはどうなっているのでしょうか?

情報が集まったらどうなるのでしょうか?学会誌にその都度載るだけなのでしょうか?

いち遺伝カウンセラーも参照できるように公開されるのでしょうか?

 

バリアントレポートが開始された目的や経緯が分からず少々混乱しております。

(;'∀')

 

「バリアントレポート投稿規定」を読むと、

バリアントレポートは、

  • pathogenic
  • likely pathogenic
  • VUS
  • 評価が確定できていないバリアント
  • これまでの報告と異なる評価をしたバリアント
  • これまでに報告のないバリアント

のみ対象で、

  • 統一したフォーマットで、バリアントの再評価を行った上で報告するもの

であると✏

 

バリアントの評価が変わったケース以外も募集対象となるということは、

対象症例はかなり広くなると思うのですが、

そういう情報は他の研究でもかなり集められているので、

統合されないと現場は二度手間になってしまうのでは・・・と思った次第です。

 

あと、データベース化されずに、その都度雑誌に掲載されるだけなら、

検索性が落ちるのでは・・・と思ったり。

 

うーん、日本人の遺伝性腫瘍のデータベースができるということなんですよね、きっと!それならできるだけ投稿したいと思います!

 

遺伝性腫瘍学会がバリアントレポートの募集を開始した経緯や目的について、

「ココに載ってるよ!」とご存知の方いらっしゃいましたら、

コメントで教えていただけると嬉しいです(+_+)

 

井令 咲絵(いれさき)