理学部生、遺伝カウンセラーになる

"遺伝"と触れ合いながら生きていく、試行錯誤の記録。twitter @sakie_irayで最新情報を発信中。

遺伝性大腸がんの説明資料がほしい

若年大腸がんの遺伝カウンセリングで、

いくつかの遺伝性大腸がんが疑われる場合、

それぞれの疾患をまんべんなく説明する必要があります。

Cowden病やポイツ・イェガーツ症候群、若年性ポリポーシスなどです。

 

 

遺伝性乳がんで同様のケースがあった場合は、

「婦人科遺伝性腫瘍 遺伝カウンセリングマニュアル」の付録が便利で、

遺伝性乳がん卵巣がん症候群だけでなく、

ポイツ・イェガーツ症候群やリ・フラウメニ症候群についてもまんべんなくお伝えできます。

   

婦人科腫瘍遺伝カウンセリングマニュアル https://www.amazon.co.jp/dp/4498060865/ref=cm_sw_r_cp_api_i_OK27DbXMKY1A1

 

 

しかし、遺伝性大腸がんではそういう資料がありません。

 

 

今は自分で説明資料を手作りしているのですが、

どうしても情報の偏りができてしまうので、

ぜひそういう資料が公開・発売されるといいなと思います。

 

きっと多くの遺伝カウンセリング担当者が助かると思います。

 

井令 咲絵(いれさき)